“THE GUNDAM BASE TOKYO”BLOG

#01『What’s THE GUNDAM BASE TOKYO?』

  • LINE
  • Twitter
  • FACEBOOK
  • Instagram

 

ガンダムベース東京の公式ページにコラム的なコーナーが出来るということで、カワグチが冒頭を飾らせていただくことになった。(以後断続的に書かせていただくことになると思うけど)
公式サイトを訪れる方の多くは今春(2017年春)までに何度かダイバーシティ東京プラザへ足を運ばれたことと思う。
ガンダムフロント東京が終了し1/1 RX-78ガンダム像が姿を消すという報に接した時に、永遠に続くと思われたものが終焉を迎える…という現実に驚き、或いは悲しまれた方も少なくなかろう。
そしてガンダム像の展示最終日にサンライズ宮河社長のご挨拶の折に触れられた「THE GUNDAM BASE」という施設が夏より稼働する、78ガンダムに替わりユニコーンガンダムの立像が秋には立てられる、というお話に安堵された方もいらっしゃるだろう。
その一方で「THE GUNDAM BASE」ってどういう施設なの?と疑問を抱かれている方も多い事と思う。

 

公式サイトの該当ページを紐解くと、「国内初のガンプラを主体とした総合施設」、「”つくろうガンプラ!”をテーマとしたガンプラの様々な情報を発信する」、「全世界・全世代のガンプラファンに向けて約2000アイテムを取り揃える」といった言葉が並び、更に「2000アイテム以上に及ぶガンプラを取り揃えたショップ」、「ガンプラ製作を楽しめるワークスペース」、「BHC(バンダイホビーセンター)の紹介を含めたガンプラが出来るまで…の展示」、「限定ガンプラ、グッズの販売」、「定期的なイベントの実施」といった内容が列記されている。
そこから想像できるのは、「限定商品を含む豊富な品揃えのある売り場に製作スペースやイベントスペース、ガンプラの様々を知ることが出来る展示等を備えた施設」ということになろう。
このテキストを記している時点ではダイバーシティ7階は夏の開業に向けて絶賛工事中で、かつてあった施設に替わり内装が進められている広大な空間に商品の並ぶ什器や様々な施設設備が備えられていく様を想像すると改めて気持ちが昂ってくる思いではある。

 

ガンダムベース東京はホビー事業部が運営の主体となるガンダム・ガンプラファンに向けた施設ということになる。
一言でガンプラファンと言ってもファン歴、思い入れの度合い、プラモ製作スキル等は個々人によって違いがある。そうした個人差を超えて楽しんでいただける施設をご提供しなければならないし、更に一度行ったからいいや…と言われないような施設でなくてはならない。
ユーザービリティを高め、ガンプラファンにとっての満足度を高めつつ、より多くのガンダムファンに様々な刺激を感じ楽しんでもらうためにはどのような施設であるべきかという点は計画が立ち上がった段階から様々に意見が交わされてきた。
短期イベントではないガンダムベース東京、常設施設だからこそ様々なお試しも出来るはずだし、お客様からのご要望にも可能な限りお応え出来る施設でありたい。
ひとりでも多くの方が興味を持っていただき、来場される方ひとりひとりがプロジェクトの当事者のような気分を感じていただき、結果、ガンダム・ガンプラファンにとって居心地の良い場となれればガンダムベース東京は新たなガンプラの聖地にもなり得る。

 

文:川口 克己