“THE GUNDAM BASE TOKYO”BLOG

【上級テクニック講座 #7-1】閃光のハサウェイ ペーネロペー編

スタッフ作例

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皆様こんにちは。

ガンダムベース福岡のFUKAパパです。

 

 

遂に6月11日に劇場公開されました『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』

皆様はもうご覧になられましたか?

私も公開を楽しみに待っておりましたので、早く観に行きたい所存でございます。

 

 

盛り上がりをみせる『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』、

福岡店エントランスでは「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」特別展示を開催中です。

 

 

 

 

更になんと、プロモデラー「朱凰@カワグチ」氏の作例をエントランスに展示させていただいております!

福岡店にご来店の際は是非、ご覧下さい!!

 

 

 

 

 

そんな『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の劇中に登場するMSの制作に、福岡店スタッフも挑戦いたしました。

 

 

今回のテーマは『目指せ上級者!』という事で、今までよりも更にワンランク上の制作に挑戦しています。

ガンプラの各部にディティールの追加やビルダーズパーツへの置き換え、クリアパーツ化などの、

加工ポイントをご紹介しておりますので、皆様のガンプラ制作のご参考になれば幸いでございます。

 

 

また、今回は全塗装も行っております。

ガンプラの楽しみ方の一つに『塗装』がありますが、中々大変な作業ですよね。

しかし、全塗装でガンプラを完成させると一気に質感が上がり、ディスプレイ時の見栄えが格段に良くなります。

『エアブラシ』を使用する事で様々な塗装表現を行う事も出来、自分だけのガンプラを作る事が出来ますので、

皆様も是非幅広く奥深い塗装の世界に挑戦してみて下さい。

 

 

それでは、今回使用するキットはこちら!

 

 

 

『HG 1/144 ΞガンダムVSペーネロペー ファンネル・ミサイル エフェクトセット』より

『HG 1/144 ペーネロペー』です。

 

 

 

 

制作レポートブログはこちらから

 

▶【制作レポート#6-1】 HG 1/144 ΞガンダムVSペーネロペー ファンネル・ミサイル エフェクトセット編 Part.1

 

 

 

 

▶【制作レポート#6-2】 HG 1/144 ΞガンダムVSペーネロペー ファンネル・ミサイル エフェクトセット編 Part.2

 

 

 

また、『HG 1/144 ペーネロペー』は6月11日からの劇場公開を記念して『クリアカラー』も販売中です。

初回生産に限り、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』のキービジュアルを使用したスペシャルパッケージで販売中です。


・数に限りがございますので、公開期間中に商品が品切れになる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
・本商品は、ガンダムベース東京・福岡、ガンダムベースサテライト(名古屋・京都・横浜)、および劇場販売のみの限定商品です。
・ガンダムベース及びガンダムベースサテライト各店ではお1人様1日2個までの購入制限を設けさせていただきます。

 

 

 

 

商品紹介ブログはこちらから

▶【限定品紹介】HG 1/144 ペーネロペー[クリアカラー] 初回生産限定パッケージ

 

 

 

 

大型MS『ペーネロペー』の全塗装作品がどんな仕上がりとなったか、まずは完成写真をご覧ください。

 

■ペーネロペー

 

制作者:とっくん

 

 

 

 

全身にディティールの追加や全塗装を行い、付属の水転写デカールや

各種ガンダムデカールを使用し、情報量を増やしています。

 

 

 

 

【塗装前との比較】

 

 

 

 

基本配色はそのままですが、本体色は元々の薄く紫がかった色を更に強調する事を目指して塗装しています。

黄色や赤色のパーツにもグラデーション塗装を行っております。

 

 

 

 

【各部の加工】

ポイント➀ 整面 面出し処理

各パーツ細部までヤスリでキッチリと面出しを行い、エッジ(角)を立てております。

面をしっかり出す事で、塗装後の見栄えが良くなります!

 

 

■加工後

塗装表現と合わさって、パーツの角がキッチリと強調されているのが伝わるかと思います。

 

 

 

ポイント② クリアパーツへの変更

頭部カメラ部分や、胸部部分の一部などに開口処理を行い、クリアパーツに置き換えました。

クリアパーツは余っていたランナーから切り出した物を使用しています。

 

 

【頭部変更箇所】

 

 

 

■加工後

 

 

 

【胸部変更箇所】

胸部カメラ部分をくり抜き、クリアパーツに変更しています。

 

 

 

■加工後

クリアパーツの加工や接着は難しいですが、見栄えが一気に良くなるオススメ加工です。

 

 

 

ポイント③ 肉抜き穴を埋めよう!!

肉抜き箇所はパテやプラ板などを使用し、埋めてしまいます。

細かい部分ですが少しでも気になる箇所は処理することで作品全体の隙が少なくなり、完成度が上がります。

 

 

 

ポイント④ 段落ち処理

ガンプラには合わせ目が出る箇所があります。

通常、接着剤などを使用しパーツを貼り合わせた後に表面処理をする事で合わせ目を消す、という方法があります。

しかし塗装の都合やパーツの強度を考えた際に、上記の合わせ目消しが難しい箇所もあります。

そのような場合は段落ち処理を行いましょう。

 

デザインナイフを使用し合わせ目部分に段差を作って段落ちモールド化を作る事が出来ます。

他にも、デザインナイフで合わせ目をカンナ掛けする事で同じように段落ちモールドを作る事も出来ます。

精度を上げたい場合は市販の専用工具を使用する事で、キッチリとしたラインを作る事が出来ます。

 

 

 

 

ポイント⑤ ハンドパーツを変更しよう

ガンプラの見栄えが一気に変わる、重要な部分。

それがハンドパーツです!

 

今回は『1/100 ガンダムベース限定 MSバーニア01&エモーションマニピュレーター(連邦系)』を使用し、

ハンドパーツを全関節可動の『エモーショナルマニュピレーターSP』に変更しました。

ディティールも細かく見栄えが良くなった他、指の細かい表情付けが可能になりました。

 

 

 

 

また、各部のバーニアも『MSバーニア』に交換しており、情報量を増やしております。

 

■背中

 

■脚部

 

今回はグレー系の塗装にしていますが、メッキカラーやバーニアの内部を色分けする事でより目立たせる事も可能です。

 

 

 

以上の加工を終えて、本塗装前のサーフェイサー時はこのようになりました。

 

 

 

 

 

ポイント⑥ 全塗装

 

ここからは本塗装です。

塗装表現はエッジ(パーツの角)から淡く下地の色が浮き出た表現を目指しております。

 

使用した塗料はこちら▼

 

塗装方法はこちら▼

 

 

そして塗装完了後がこちら♪

狙い通り、白色のパーツは淡く紫色がエッジに浮き出ております。

黄色のパーツ部分のグラデーションも良い感じに表現する事が出来ました。

 

 

 

そして、

 

 

ポイント⑦ ディスプレイに拘ろう!

 

作品が完成したらカッコよく飾りましょう!

今回は『HG 1/144 ΞガンダムVSペーネロペー ファンネル・ミサイル エフェクトセット』を使用して制作しておりますので、

ファンネル・ミサイル発射状態で飾りたいですよね。折角なのでファンネル・ミサイルエフェクトにも少し工夫をしてみました。

 

 

 

 

『ファンネル・ミサイル』

 

 

 

 

今回はより劇中表現に近づける為に100円均一ショップで購入した綿を塗装し三色の綿を用意しました。

こちらの三色の綿をファンネル・ミサイルエフェクトの支柱に巻き付けてミサイルの軌道を表現しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

簡単作業で迫力アップしますので、ファンネル・ミサイルエフェクトセットをお持ちの方は是非挑戦してみて下さい。

 

 

いかがでしたでしょうか?

ポイント毎の加工や全塗装を施した事で、素組みとはまた違った質感となり『自分だけのペーネロペー』を作る事が出来ました。

 

是非皆様も『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』をご覧いただき、

『HG 1/144 ΞガンダムVSペーネロペー ファンネル・ミサイル エフェクトセット』の制作や塗装に挑戦してみて下さい♪

 

 

 

 

次回のブログでは『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場する、

『反地球連邦政府運動マフティー』の使用するあのMSを制作いたしますのでお楽しみに!!

 

 

 

 

それでは!