スペシャル

MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Ka
開発者インタビュー

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『機動戦士Vガンダム』の放送開始から25年が経過した2018年。
ガンプラの最新技術によって、ついにファン待望のアイテムだったMG V2アサルトバスターガンダム Ver.Kaがリリースされた。
2009年にMG VガンダムVer.Kaが登場してから9年、2015年のMG V2ガンダム Ver.Kaから3年という月日を経て登場した、『機動戦士Vガンダム』シリーズのMG化プロジェクトの締め括りとなるアイテムはどのような経緯を経て立体化されたのか?
『機動戦士Vガンダム』のTVシリーズのプラモデルの開発を担当し、MG Vガンダム Ver.Kaシリーズの開発を手掛けたBANDAI SPIRITS ホビー事業部の岸山博文、岸山の後を継いでMG V2アサルトバスターガンダム Ver.Kaの開発担当を務めた福田瑞樹に、長きに渡ったMG Vガンダム Ver.Kaシリーズの開発秘話を語ってもらった。

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1:放送から25年、『機動戦士Vガンダム』シリーズからみた
ガンプラの進化

Vガンダムのプラモデル開発の原点
Q. 25年前の放送当時、『機動戦士Vガンダム』のプラモデル企画はどのように進んでいたのでしょうか?

商品

岸山『機動戦士Vガンダム』は、僕自身ガンダムのTVシリーズでは初めて商品開発を担当した作品になります。
新しい番組の商品開発を始めるにあたって、サンライズ様の制作を担当されていた方からお話をいただきました。
「次のガンダムは身長15メートルサイズの小型モビルスーツだけど、コアファイターを搭載している。ガンダムの頭部には大事な戦闘データが記録されるので、コアファイターはガンダムの頭部を収納できるような構造にしたい」という設定的な要素の要望というか、ネタ振りをされたのが最初だったように記憶しています。
『機動戦士Vガンダム』のモビルスーツは小型なので、プラモデルでは1/100スケールでなければギミックの表現などはできそうにない……ということから、まずは1/100スケールでガンダムの頭部を収納することができるコアファイターを作れないかという機構試作モデルを作りました。
その結果、「空間的に頭部を収納するギミックは何とか成立させられそう」ということが判り、サンライズ様に伝えました。そうした事前のやり取りを経て、カトキ・ハジメ様が本格的にVガンダムのデザインを開始したという感じですね。
当時は、まだカトキ・ハジメ様とは直接やり取りはしていなくて、サンライズ様を経由してという形で作業を進めていました。

完全変形を実現できない技術的な壁
Q. 当時のプラモデルでVガンダムのギミックはどの程度まで実現できたのでしょうか?

商品

岸山企画が進んで、コアファイターに頭を収納する機構を盛り込んだデザインが上がってきたんですが、カトキ・ハジメ様が設定で描かれた変形機構を再現しようとするのはなかなか難しかったです。Vガンダムは、コアファイターのサイドに位置する板状の装甲に腕が取り付けられているんですが、構造上当時の技術では腕部を支えることができず、プラモデルにした際には分離合体をさせることが難しい状況でした。
当時、完全変形をすることができる1/100スケールのVガンダムの試作も作ったんですが、構造が複雑すぎて一般の方がきちんと完成させられるというものではなく……。その結果、1/100スケールでは、コアファイターとトップリム、ボトムリムは分離合体を疑似体験できるような形にするのが当時の技術的な限界という感じでした。
番組が進む中で、Vガンダムは基本的な変形の考え方は一緒であるV2ガンダムへと代替わりをすることがわかり、さらに1/60スケールでの商品企画もプレゼンがとおり、1/100スケールでは無理だった完全変形をなんとか形にすることができました。
ただ、どうしても収納ギミックを再現する際に、頭の高さを気にすると胸の厚みが高くなってしまい、モビルスーツとしてのスタイリングとしては納得できる形では無かったのが当時の反省点としてはあります。
変形は何とかできるけど、スタイリングと両立させることはまだまだ不満足というのが、当時の商品化技術では目一杯という感じでした。

VガンダムとV2ガンダムのプラモデルとしてのリベンジへの思い
Q. MGとしてVガンダムをキット化するにあたっては、どのような経緯で企画が進んだのでしょうか?

岸山VガンダムとV2ガンダムのプラモデルに関しては、先に述べたような「やり残し」感を持ってはいたんですが、当時は再度商品化できるとは思っていませんでした。
その後、マスターグレード(MG)シリーズが立ち上がって、このカテゴリーでは形状や機構に関しては、技術を先行しての研究開発ができるという状況が整っていきます。いろんなモビルスーツをその当時の技術やデザインで新たにキット化できていく流れの中で、ガンダムF91やクロスボーン・ガンダムX1といった小型モビルスーツでも、ABSという素材を使い直接フレームを作ることで、小さく仕掛けをまとめることでギミックを盛り込んだ形で立体化できることが判ってきたんです。
一方、どんどんMGの商品化が進む中、「次は何を商品化するの?」という考え方が重なっていき、心残りだったアイテムの再商品化を気にしていいのかなという思いが出てきました。
そして、Vガンダムに関しては、僕自身がTVシリーズで初めて担当した仕事だったということからお世話になったという気持ちもあり、「いつか立体化したい」という思いが湧き、最終的にはデザインを担当されたカトキ・ハジメ様と一緒にMG Ver.Kaという形で立体することになるわけです。

2:MG Ver.Kaとして甦った、VガンダムとV2ガンダム

再商品化のスタートとなったMG Vガンダムへ込めた思い
Q. MG Vガンダム Ver.Kaはどのように開発が進められたのですか?

岸山MG Zガンダムの立ち上げからカトキ・ハジメ様と直接商品開発のやりとりがスタートし、その後カトキ・ハジメ様がデザインをプロデュースするVer.Kaというカテゴリーの商品をいくつか送り出すことができるようになりました。
そして、カトキ・ハジメ様とやっている以上は、カトキ・ハジメ様自身がデザインを手がけたガンダムをいつかやりたいという思い、自分自身もVガンダムを担当していてうまくいかなかったことがいくつかあったという後ろ髪を引かれる部分をなんとか形にしたいと思いました。

一方で、ガンプラの開発技術に関しても、素材の特性とスライド金型を駆使するという商品開発技術がうまく積み上げられて、当時は実現できなかった変形機構も再現できそうな条件が整ってきました。
そうした流れから、MG Vガンダムは、Ver.Kaでカトキ・ハジメ様も自身のガンダムを手掛ける、岸山も機構やスタイリングも含めてリベンジしていくということが合致することに意味があると思うようになり、実現へと繋がっていったという感じですね。
MG Vガンダム Ver.Kaに関しては、商品化に向けての機構試作を都合2回作っていて、開発にはかなりの練り込みを行いました。
販売計画の中にも何度かMG VガンダムVer.Kaを入れながらも試作の進度やクオリティに納得ができない状況であれば「納得いかないので、発売延期!」という形で、無理をしないで自分が納得できるような形でやらせてもらいました。
そうした引き延ばしは2年くらいやっていましたね。そうしたこだわりも踏まえて振り返ってみると、ここまで練り込みをしたレベルの高い商品ということに関して言えば、自分の担当したアイテムでは近年の中ではピカイチともいえる存在になっています。実際に実現する難易度も高く、それなりの本気度を持って臨まないと無理だというのも見えていたので、「現状ではできそうもない」と思ったら潔く諦めるという選択をしてきました。そういう意味では妥協したくない商品だったんです。
カトキ・ハジメ様から直接話を聞いたわけではないですが、カトキ・ハジメ様自身も妥協したくない部分はあったのではないかと思います。

MG Vガンダム Ver.KaからV2ガンダム Ver.Kaのリリースまでの道のり
Q. MG VガンダムからV2ガンダムのリリースまでには、どうして長い時間がかかってしまったのでしょうか?

商品

岸山MG Vガンダム Ver.Kaでは、オーバーハングキャノンが取り付けられたVダッシュガンダムも見据えた形で開発を進めていました。MG Vガンダム Ver.Kaが完全な分離変形ができるという形でまとまったことに対して、Vダッシュガンダムのオーバーハングキャノンとコアブースターの変形を再現するという部分はあまりハードルが高くありませんでした。
そうなると、「じゃあ、次はV2ガンダムで」という思いをお客さんは持たれたかもしれませんが、なかなかそう簡単にはいきませんでした。
V2ガンダムは、Vガンダムと基本的な変形構造が変わらないとは言え、頭をコアファイターに完全収納するという部分でひとつハードルがあったんです。
でも、そこに関しては頭を後方に倒すことで、胸が厚くならない構造を実現できました。
ただ、そこから先の+αの部分、アサルトパーツとバスターパーツの装備をどう取り付けるかという部分でもうひとつ大きなハードルがあったんです。
MG V2ガンダム Ver.Kaの試作を重ねていく中で、設定的な部分としては、どうやって薄皮1枚のような構造のところに追加装甲や装備を重ねていくかという部分を気にしながら設計や開発をしなければなりませんでした。
一方で、開発段階で設計用のデータから立体出力したものをカトキ・ハジメ様に渡してチェックしてもらっていたんですが、外装の形状などはカトキ・ハジメ様自身がポリパテを盛り削りをして、「これくらいの緩いラインで」という指示を出して来るという感じで、そのこだわりから、カトキ・ハジメ様も相当本気だということが判るわけです。
だからこそ、追加パーツの取り付けに関しても心してかからなければならない感じでした。
カトキ・ハジメ様とのやりとりは、設計データを3DPDFで出力して、その形状をチェックしてもらい、いろんな角度から見てもらって「ここがちょっと違う」という部分をキャプチャーしてもらって、そこにカトキ・ハジメ様が修正指示を書き込むという流れでやっています。
ただ、そのやり取りはタイムラグが生じるのと、作業のカロリーも高い。そこで、詰めの作業の際にはカトキ・ハジメ様に直接、設計、開発を行っていた静岡の工場に来てもらって、設計データをCAD画面を見ながら直接のやり取りで修正をかけたりもしています。
歴代のVer.Kaアイテムは、図面化していく段階でのカロリーがかなり高いんですが、MG V2ガンダム Ver.Kaに関しては、今までのものと比べものにならないほどカロリーの高いアイテムとなりました。

3:MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Kaの実現

リリース時に実現できなかった増加パーツの取り付け
Q. MG V2ガンダム Ver.Kaにアサルトパーツとバスターパーツを取り付けるのは、どのように苦労されたのでしょうか?

商品

岸山MG V2ガンダム Ver.Kaが出来上がった段階で、アサルトパーツとバスターパーツの取り付けに関しては、大方のところは考慮できていたんですが、懸念事項だったバスター装備の取り付け構造に関しては消化不良のままでした。
具体的に言うと、コアファイター後部のミノフスキードライブとバスター装備の位置関係がうまく成立できていなかったんです。
アニメ用の設定では、ミノフスキードライブがアサルトパーツと一体になって差し替えられたという形状で描かれていて、当時のアイテムでは設定画に合わせた形状で立体化しています。それをMG Ver.Kaではどう表現すべきかという部分で時間切れになってしまいました。
さらに僕自身、仕事の立場が変わることになってしまったので、アサルトバスターに関しては、自分でフィニッシュすることが出来ず、後任の福田に任せることになります。
福田は僕がうまくやれなかった部分を、ミノフスキードライブを着脱するのではない形で、うまくまとめてくれたなと思っていますね。

福田MG V2ガンダム Ver.Kaの開発時には入社直後だったので、岸山について補助のような形で手伝いをさせていただいていました。
MGV2ガンダムの開発時には、変形の精密さや形状をどう実現するかで手一杯で、アサルトバスターに向けては若干時間切れのところがあったという感じです。
カトキ・ハジメ様の方では「アサルトバスターにした時のことを考えておかなくちゃならないよね」ということで、MG V2ガンダム Ver.Ka本体の開発時から、一部原型を手掛けるところまではやっていただいていたんです。そして、本格的に商品化するにあたっては、改めて本体の開発時に反映しきれなかったところを、きちんと向き合いながら、新たにどう追加パーツを取り付けるかを最初から考え直して作業をさせてもらいました。
もともとは、バスターパーツとミノフスキードライブは一体型としてデザインされていたんですが、劇中で戦闘中にバスターパーツだけが外れるという描写があり、MGだということで、劇中で見せたギミックはきちんと再現しなければならないというこだわりから、さらに苦労することになりました。

やり取りを重ねたアサルトバスターパーツの接続
Q. MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Kaの開発はどのように進められたのでしょうか?

福田流れとしては、MG V2ガンダム Ver.Kaにアサルトバスターパーツがどのように取り付けられるのか、最初の段階で仮のデータを作ってカトキ・ハジメ様にお見せしました。カトキ・ハジメ様ご自身は、「増加装甲や武装は、単純に切った貼ったをしていくだけではダメ。
むしろ取り付けた状態のバランスを取るのは普通のモビルスーツ形態のみよりも難しい」という考え方を持たれていたので、追加装備をつくるだけだと思っていた僕たちの方での考え方とカトキ・ハジメ様の解釈にギャップがあったんです。
そこで、その考え方のギャップから調整をしていったという感じですね。
やり取りの中で「増加パーツが身体に密着した後の各部の関係をしっかりと詰めないと格好悪くなる」というようなことは、何度も言われていました。
取り付けが難しいバスターパーツに関しては、当初はカトキ・ハジメ様も「ミノフスキードライブを一旦取り外して、バスターパーツに付けるという今まで通りのやり方でいいんじゃないか」という話をされていました。
ただ、そこに関しては、僕の方から「せっかくだから劇中の要素を再現したい」と提案して、差し替え無しで脱着できる形にしています。
こうした要素も含めて岸山の頃から懸念となっていたバスターパーツの取り付けに関しては、接続面となる背板の部分を作り直して解消しました。
一方で、追加装甲のサイズ感などは、例えば膝アーマーとフロントアーマーがどれくらい干渉するのかなど、原型を使いながら事細かに詰めています。
追加パーツの付き方に関しては、カトキ・ハジメ様が並々ならぬ思いを持っていて、膝パーツのボリューム感に関しては、カトキ・ハジメ様自身が3D出力したものにパテを盛って、削るなどして、「これくらいの肉厚の薄さは作れないのか?」という形状出しをされていますし、肩パーツもアサルトパーツを付けたままの変形を再現しようということで、ギミックを盛り込みながらもどれくらい小さくできるかというやりとりをしています。
Ver.Kaのキットはだいたいいつも難産で、そのおかげもあってどれもいい商品になっているんですが、これまでいくつか担当してきたアイテムの中で、V2アサルトバスターガンダム Ver.Kaは、一番大変だったといえるキットですね。通常アイテムであれば、1体9ヶ月くらいかけて開発するんですが、追加パーツだけながらも1年くらいの開発期間を経ているので、そのこだわりが判るかと思います。

4:MG V2アサルトバスターガンダムVer.Ka完成への思い

ついに辿りついたMG Vガンダム Ver.Kaシリーズのコンプリート
Q. MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Kaによって、MG Ver.KaでのVガンダムシリーズはひとつの目的を達成したわけですが、その感想をお聞かせください。

商品

岸山MG V2アサルトバスターガンダムVer.Kaは、MG V2ガンダム Ver.Kaの発売から3年と随分と時間が経ってしまっているんですよね。このくらいの時間が離れてから、増加装甲を付けるというようなアップデートした商品は、アイテムによっては古びた印象がでて、手間をかけたわりには残念なことになりかねないんです。そういう意味では、福田には「やるなら早くやった方がいい」という話はしていました。結果としては、先に発売されていた本体が、追加パーツに見劣りしない形で成立して良かったなと思います。
最終的にミノフスキードライブ部着脱するわけでもなく、新たに作り替えることもせずに、バスターパーツを付けることに関しては、福田はうまくやったなと思いますね。バスターパーツの後ろに伸びるミノフスキードライブの長さが気になるかと思っていたけど、そこも納得できるところで落ち着いたなと思います。 30年くらいの時間がかかってリベンジ出来て、ひとつのアイテムに対しての決着みたいなものを、自分でフィニッシュできなかったという心残りはあったんですが、ある意味自分の開発としての仕事のバトンを預けていこうと考えていた福田にやって貰って、フィニッシュできたのは良かったなと思います。

商品

福田MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Kaは、ひとつひとつのパーツも魅力的にできていて、カトキ・ハジメ様と密にやりとりをした結果がうまく出ていると思います。そして、それらのパーツを取り付けた時の一体感みたいなものが、このキットの凄さなんじゃないかと感じますね。
自分で開発に携わったので、僕自身が業務中にテストショットを組んだり、イベントなどで完成品を飾るにあたって触ったり、眺めたりする機会が多いんですが、その際に僕はいつも「格好いいな」って言っているみたいなんです。隣の席に座っている同僚からは「どれだけその商品が好きなんだよ」って言われている感じですね。
以前担当した、MG ZZガンダム Ver.Kaの時にやり切ったと思っていたんですが、MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Kaはそれを越える感じがあります。岸山と僕の師弟関係で完成させたというところも含めて感慨深い商品ですね。

Q. 最後に、MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Kaを楽しみにしていたファンにひとことお願いします。

岸山なかなか何年にもわたっての一本筋のものが完成するのは難しいんですよね。あるべき姿を目指してスタートしながらも、夢破れて実現しなかったアイテムなどのたくさんあるわけです。
そういう意味では、MG Vガンダム Ver.Kaから、V2アサルトバスターガンダムまでの流れは、すべてのピースがこうして揃って、そのピースを繋いで俯瞰して1枚の絵で見たときに「ああ、そういうことか」と物作りの変遷が熟成していくということを体現しているのかなと思います。そういう深読みをするには、やはり実際に組み立ててもらわないと判らない部分があると思うので、ガンプラの歴史の体験者として、ぜひMG Vガンダム Ver.Kaシリーズを組んでみて欲しいです。
そうすれば、「ここまでできるようになったのか、ガンプラ!」って感じて貰えるのではないかと思います。

福田カトキ・ハジメ様からは「よくここまでまとまった。良かったね」と仰っていただきました。
Ver.Kaは、ホビー事業部とカトキ・ハジメ様の間で密にやらせてもらって、毎回満足度が高くてセンセーショナルなプロダクトを作れているのではないかと自負しております。
MG V2アサルトバスターガンダム Ver.Kaに関しては、小さいモビルスーツなのですが、それに対しての密度感、物としての立体映えがすごく凝縮されているキットに仕上がったと思っているので、その辺りを楽しんで組んで頂けると嬉しいです。それぞれの装甲の付け方も吟味した結果、V2アサルトバスターだけでなく、V2アサルト、V2バスターのそれぞれの形態も格好良く実現しているので、組み替えて楽しんでもらったり、お好きならば3体並べてみて貰えるといいかなと思っております。